高校生つながり発展事業

 

取り組みの概要

 この事業では、「浦幌部」による主体的な活動のサポートと、キャリア探究プログラムの提供を行っています。
 浦幌高校の閉校から5年。「町外の高校に通うことになっても、浦幌町と関わり続けたい」という想いから、平成28年3月31日、「うらほろスタイル教育」を受けてきた中学生が自主団体「浦幌部」を立ち上げました。
 「浦幌部」の高校生たちは、町のためにできることを考え、町内のお祭り等で浦幌産の食材を使用したピザなどを販売しています。活動を続けていく過程で、社会で必要な力を身につけたいという高校生も出てきました。そういった高校生に対し、地域おこし協力隊がサポートに入り、高校生の活動や学びをコーディネートしています。
 また、独自に開発したキャリア探究プログラムも提供しています。大学生や大人から、失敗談などを聞いたり、自分に向き合う活動を通して、高校卒業後の生き方にもつながる「人生に対する具体的なイメージ」を描くきっかけを作っています。

 

取り組みの効果

たくさんのチャンスと学びがありました

活動を通し、町内イベントに出店する度に良いものを提供出来るようになりました。これは、支えてくれている大人や、町民の方々がいたからこそ、成し得ることが出来たのだと思います。また、協力することの大切さや、協調性の大切さを学び、学校祭ではある部門の責任者となり、みんなをまとめることが出来ました。浦幌部を通した学びや経験は、恐らく他の高校生だとチャンスすら無かったと思います。浦幌町への感謝を忘れません。

北海道帯広緑陽高等学校 平成30年度卒 長代 琉花

 

様々な人との出会いが将来を考えるきっかけに

地域や自分の将来のために、色々な人に出会うことができました。また、浦幌部がなかったらこんなに地元について考えることはなかったと思います。今では友達と集まれるだけではなく地域について考えることも楽しいと思っていますし、これからも地域に貢献出来たらとても嬉しいです。そして、地域の大人に支えられながら様々な事に挑戦したり、自分に向き合う機会があるこの浦幌部の活動は、とても貴重な時間であり機会ではないかなと思っています。

北海道本別高等学校 平成30年度卒 田野 拡

 

 

イベント参加のサポート

「みのりまつり」や「しゃっこいフェス」などの町内イベントのための、企画会議・試作会のサポートを行っています。「浦幌部」で大事にしている「高校生らしさ」や「浦幌らしさ」について、本質的に考えられるよう、効果的な話し合いの進め方や、考えを可視化する方法を提供しています。

キャリア探究プログラム

仲間や様々なキャリアを持った大人との対話を通して、ものの見方や考え方を深め、自分の人生について考える機会の提供を行っています。自分のためだけではなく、地域や社会のことを見据えた進路選択のきっかけになっています。

活動の発信

自分達の活動を後輩や地域の方に知ってもらい、参加・応援してもらうために行う発信のサポートを行っています。自分の言葉で感じたことや学んだことなどを、SNSや母校の文化祭で発信することで、様々な角度から活動を振り返ることができ、成長を実感しています。

 

高校生と一緒に未来を創る

 私達協力隊や町内外の大人は、高校生の想いを形にできるよう、活動をサポートしています。その中で、学校や部活が終わった後や、休日に活動する高校生の姿を見ていると、小〜中の学校生活で育まれた地域への愛着はもちろんのこと、「浦幌が好き」「町のために何かしたい」という想いが高校生を動かしていると感じています。そして、「自分達も、もっと頑張らないと!」と高校生の姿を見た大人にも変化がおきています。また、町内イベントを通して今までと違う立場で地域に関わること、大学生や町内外の大人に出会い、生き方にふれることで、高校生自身が、自分自身を様々な視点で見つめる機会に携われたらと思っています。
これからも、高校生と一緒に「ワクワクする未来を自ら切り拓き、これからの社会を担う」ことができるよう、活動していきたいと思っています。

浦幌町地域おこし協力隊 古賀 詠風

 

人生について真剣に向き合う高校生

 大人探究で、私がスピーカーとして高校生に話をする中で、自分の人生を良くするために、真剣に話を聞く高校生の姿に感銘を受けました。実際に人と出会い、直接話を聞くという体験は、多くの学びと視点を得ることができる大切な機会だと思います。

北海道教育大学釧路校4年 越膳 慧太

 

みんなで考え、取り組む貴重な場

 私達大学生もサポートとして携わる中で、全員で相談して活動している様子が印象的でした。そして、皆が同じ方向性を持って活動している姿がとても輝いて見えました。同じ志で、気心の知れた相手と何かに取り組めることは、とても貴重で素晴らしいことなのだと気付きました。

北海道教育大学釧路校4年 見山 夕莉